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ブログワークショップレポート

第1回マイポートレート(2015.10.31)

2015年11月23日

先月末のハロウィンな日、モネ展でにぎわう上野公園で開催したポートレートのワークショップ:マイポートレートのレポートです。

記念となる第1回目には、ミラーレスカメラを買ったもののあまり持ち出すことの少ない初心者の方、学生の頃に写真部に所属し改めて写真を再開した方、熱心にポートレートを撮られている方の3名の方に参加いただきました。

上野公園内のカフェで集合し、自己紹介をしつつマイポートレートのスタートです。

20151123_01.jpgF2.8, SS1/125, ISO400
XF 16-55mm F2.8 with X-T1(RAW現像)

カフェでは1時間ほど、写真の基礎をポートレートを軸にしてお伝えしました。
内容としてはこんな感じ。

  • カメラやレンズ、スキルは表現のためのツール
  • 絞りってなに?
  • 写真の明るさ(露出)について
    露出による写真の印象の違い
  • 光を意識する、光を見る

今回は初心者の方もいましたが、理解されている方もいて、どのレベルで説明しようか悩みましたが、みなさん理解はいただけたようでよかったです。

とはいえ、知識だけがあっても意味はありません。
ということで、モデルとカメラマンを一度に体験できるワークショップの開始です。

まずモデルを体験してくれたのは、この方。
(ご希望で顔にぼかしを入れています)

20151123_02.jpgF5.6, SS1/20, ISO400
XF 16-55mm F2.8 with X-T1(RAW現像)

私も最初の頃はそうでしたが、慣れないうちはモデルさんはお堅いですw
少しずつ少しずつ自然体になれるように、特に笑顔が出るように声をかけていきます。

そしてカメラマンのイメージした写真になるように、立ち位置やポージング、表情や目線などを指示をします。

慣れてきたころには、モデルの方から「こんな感じはどう?」と提案までいただけました♪

20151123_03.jpgF3.2, SS1/50, ISO800
XF 16-55mm F2.8 with X-T1(RAW現像)

2人目のモデルはメンズモデル、とても雰囲気のある方です。
撮影場所とマッチしていました。

20151123_04.jpgF5.6, SS1/13, ISO800
XF 16-55mm F2.8 with X-T1(RAW現像)

普段、ポートレートを撮っているので、モデルの立場になり「周りの目線が気になる」とモデルさんの気持ちがわかったと。

この気持ち普段カメラマンをしていると、なかなか味わえないですよね。
私もあまり撮られることがなく、照れで表情の作り方がわからなかったタイプです。
最近はあまり人の目を気にしなくなってきましたが(笑)

とはいえ、時間最後の頃にはすっかり慣れた様子でポージングしていました。

20151123_05.jpgF5.6, SS1/20, ISO800
XF 16-55mm F2.8 with X-T1(RAW現像)

最後は空を撮るのが好きなカメラ女子。

20151123_06.jpgF2.8, SS1/500, ISO800
XF 16-55mm F2.8 with X-T1(RAW現像)

やっぱり撮られることに慣れていない様子でしたが、堂々としたモデルさんでした。

ここでは光を意識した撮影をしてみました。
光を意識しながらイメージ通りの絵になるようにポージングや目線の指示を出しました。

20151123_07.jpgF2.8, SS1/5400, ISO800
XF 16-55mm F2.8 with X-T1(RAW現像)


みなさんのモデル時間が終わった後は、私のモデル時間。
指示を待ってみました(笑)

私で4人目なので、イメージしやすいかったようです。
メガネ男子をイメージした方がいて、たまたま持っていた本をアイテムにして撮影していただきました。

女性のポートレートを撮影されている方はメンズモデルのイメージがわかなかったようで、苦悩されていました。

普段ふれあっている被写体以外は、なかなかイメージがわかないようです。
構図や光の扱い方も同じようで、普段とらない撮影の場合は、イメージがなかなか浮かばないようです。

寒い日の運動のように、体が温まるまではなかなか思ったように動けませんが、いったん温まるとスムーズに体を動かすことができます。

普段、人を撮らない方でも一度経験してみると、その魅力や楽しさまでわからなくても、撮影のちょっとしたコツやヒント、イメージの方法がわかります。

今回のワークショップで私も大きな勉強ができました。

一通りワークショップの工程が終わり、写真を見せあうために界隈のカフェに移動をしていた時です。
ポートレート撮影の場合、カメラマンは演出家ですね、というワードが出てきました。

その時、私は「あぁ、そうだな」と深く理解しました。

モデルを俳優として見立てると、カメラマンは撮影全体のイメージをしてコントロールする監督でもあり、ストリーを組み立てる演出家でもあり、演技指導もあり、1人何役もしているのです。
スタイリストやメイクアップアーティストがいない場合は、その役もできるとなおいいのだなぁ、とも思います。
ロケハンまで含めると、コーディネーターなども兼ねていますね。
1人で映画やドラマを録っているかのようです。
もちろん、撮影の間どのような写真を撮るのか、モデルとのコミュニケーションも非常に大切な要素となります。

こう考えると大変ですが、思った通りの写真が撮れた時には、かなりの喜びがあります。


レポートが長くなってしまいましたが、ポートレートを撮るうえでの基本から実践までのワークショップ、満足いただけました。

今回も感想シートをいただいて、うれしい感想と次回のご要望もいただきました。
いただいた感想ご要望をぜひ、次回のマイポートレートやそのほかワークショップや新規メニューに役立てたいと思います!

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました^-^

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