photo heart

読んで学ぶ写真展関連

写真展を開くまで~その2:写真をセレクトする~

2017年9月17日

→「写真展を開くまで~その1:テーマ・コンセプト~」はこちら

しばらく写真展が頭から抜けていた主催者です(^ー^;
10月20日からの開催なので、早急にいろいろと進めなくてはなりません。
ということで、自分の作業をしながら実況報告的にも記事をまとめていこうかと思います。

さて、「写真展を開くまで」の2回目は「写真をセレクトする」です。

私も現在、この作業の真っ最中。
これまで色々と写真展をしてきた中での私流のセレクト方法をお伝えします。

個展 green breathより|写真展を開くまで~その2:写真をセレクトする~個展 green breathより

写真展のセレクトを行う段階では、頭のなかでぼんやりとどんな展示にした以下のイメージがあります。
前回の「テーマとコンセプト」を進めていくと、イメージが湧いてくると思います。
まずはそのイメージにあった写真をとにかく集めてきます。

パソコンでセレクト|写真展を開くまで~その2:写真をセレクトする~

前回の個展のセレクト中のフォルダのキャプチャですが、展示する作品数などは気にせずとにかく集めてきます。
デジタルでサムネイルがある場合は、このようにフォルダに入れていきます。
フィルムでデジタル化していない場合は、L版などの写真をとりあえず集めてきます。

デジタルの場合は、モノ(プリント)がないので、一旦ここでプリントします。
コンタクトプリント(コンタクトシート)というものです。
もともとは撮影してきたフィルムを引き伸ばしせずに直接印画紙に焼き込み、一覧としてみるものです。
なので、コンタクトシートと言われたら、「セレクトしたものを一覧で見るもの」と思ってください。

コンタクトプリント|写真展を開くまで~その2:写真をセレクトする~コンタクトプリント

コンタクトプリントを作る理由は、画面で見るのとプリントしたものでは見え方が全く違うからです。
プリントしたものでセレクトすると、後々作品を仕上げていく中で「何かが違う...」と選び直すことも少なくなります。

ということで、コンタクトプリントなどプリントされたものを使って、大まかに集めてきた写真の中からセレクトしていきます。
まずはこんな感じでセレクトします。

「この写真は外せない!」
「やっぱりこの写真は違うなぁ」

すると結構絞れてくると思います。

ある程度進んできたら、今回の写真展で何店作品が必要かを考えます。
ギャラリーの大きさや、少し絞り込んできた写真を眺めて、写真の大きさと、どんな流れで作品を並べるのか、それによって何点必要になるのかをざっくり考えます。

その点数と絞り込んだものがほぼほぼ同じ数であれば、いったんはここで終了です。
もし足りない場合は、ボツにした写真の中から流れの中で必要になりそうなものを救い出します。
もし多い場合には、さらに絞り込んでいきます。
そもそも集めてきた写真が少ない場合には、撮影してきてくださいね。

この段階では大まかなセレクトです。
構成を考えたり、実際にプリントしたりする中で、足したり、引いたり、差し替えたりということが出てきます。
その作業は実際に展示するまで、繰り返しになります。
展示したあとでこんなこともあります。

「展示してから気づいたけど、この写真、ボツにしたあの写真のほうがいいかも...」

そんな時はすぐにプリント等を用意して差し替えます。
もし悩んでいたら、両方用意しておくのもアリですね。

この写真のセレクトは写真展を作り上げていく中で、一番難しいところかもしれません。
初めての写真展の場合や期間に余裕がある場合は、早めに取り掛かり、なんども繰り返してみてください。
繰り返しているうちに「テーマとコンセプト」もより深く理解していくことになります。

次回は、「構成」に入りたいと思います♪
私は準備段階でこの構成がいちばん好きです^ー^

→「写真展を開くまで~その1:テーマ・コンセプト~」はこちら