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写真のいろは

露出の基準:18%グレー

カテゴリー:写真のいろは2015.04.02.Thu

写真の明るさ、露出についての第2回目です。

前回の「露出」では、
 露出=写真の明るさ
 カメラには露出計が付いている、単独の露出計もある
というお話をしました。

それでは、露出計は何を基準に明るさを計っているのでしょうか?

露出の基準:18%グレーF4, SS1/60, ISO400
XF 18-55mm F2.8-4 with X-T1

露出計は光の明るさを計算し、EV(ExposureValue)という値を出しています。
このEVは、絞りがF1.0でシャッタースピードが1秒の時にEVが0、絞りがF1.0でシャッタースピードが0.5秒の時にEVが1、というように計算しています。

ちなみに、写真雑誌や会話の中で「段」という言葉を目に耳にしますが、EVの値が1変わることを1段と言います。簡単に言うと、光の量が半分になったり、2倍になる時に、1段暗い・明るいというのです。

でも、こんな小難しいことは覚えなくてもいいんです。
勝手に計算してくれているのですからw

それよりも覚えてもらいたい事は明るさの基準です。
カメラはどの明るさを基準にして、明るい・位を判断しているのでしょうか。

その明るさが「18%グレー」という色なのです。
その色はこの写真。

露出の基準:18%グレー

パソコンなどのモニターでも明るさが変わってしまいますが、思ったよりも暗い色じゃないですか?
カメラの中ではこの明るさが、プラスマイナスゼロの明るさなのです。

みなさんが写真を撮る時に、
 逆光の時は写真が暗くなるなぁ
 雪や雲など白いものを撮った時にグレーなったり、暗くなっちゃう...
 少し暗い所で撮っているのに、写真が明るくなっちゃう
という経験はありませんか?

この正体が「18%グレー」が基準になっているからです。

白いものを撮ろうとすると、カメラは
 なんだかこの色は明るいなぁ、暗くしちゃおう
としてしまいます。
逆に黒いものを撮ろうとすると、カメラは
 こっちは暗いなぁ、明るくしなきゃ
と判断するのです。

また別の機会でお話しする予定ですが、何気なく見ている色にもそれぞれの明るさがあります。
それをすべて、18%グレーの明るさに統一しようとしているのです。

露出の基準:18%グレーF4, SS1/58, ISO1600
XF 18-55mm F2.8-4 with X-T1

こちらはグレーカードと言われているものです。

何に使うのかというと、お察しの通り、撮影の時に明るさを計る時に使います。
物撮りの時には商品の前に、ポートレートの時にはモデルさんに持ってもらい、露出をグレーカードでプラスマイナスゼロにすれば、見た目通りの明るさになるのです。
その他、便利な使い方があるので、それはまた別の機会に。

明るさが何を基準になっているのか、考えるだけでもなかなか奥が深いですね。

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